1年半も不払い受けていることを放置したジョジョの作画監督がいかに幼稚か

実に7年ぶりの書き込みになる。

twitterの匿名性が5チャンネルと同じ様相を呈してきて嫌になった。そこで実名制のfacebookをしばらくやっていたが、仕事上の利害関係者と繋がると、業界のことについて愚痴が言えなくなったのではてなに戻ってきた。

 
ジョジョ作画監督が1年半不払いの状態で仕事していたと言うことが問題になっている
不払いを告発した芦谷氏の事は存じ上げないが、この問題はアニメーターが貧乏してる理由の一つを端的に表していると思う。ジョジョ作画監督をやれるということは、キャリアも積んで、地位もあり、人手不足の業界において仕事がなくなることはない人だ。もちろん制作のデイビッドプロダクションにも大きな問題はあって、手違いで不払いのまま1年半が過ぎたのだろう。
しかし、デイビッドプロダクションもそれなりの会社で不渡り直前というわけではない。芦谷氏からデスクに連絡したらすぐに払ってもらえただろう。不払いを芦谷氏は放置して、いつか糾弾してやろうとイライラニヤニヤしながら黙っていたに違いない。そして、twitterに暴露。この方法は誰も幸せになることはない。この方法でtwitter民が企業をバッシングすることで芦谷氏の溜飲は下がったかもしれない。もしかしてデイビッドの制作進行やデスク、プロデューサーの中に嫌いの人がいたかもしれず、いい気味だったかもしれない。しかし、ネットニュースを運営するアフィカスが儲かるばかりで芦谷氏は全く儲かることはないだろう。
1年半も不払いでどうやって暮らしたか?もちろん他の仕事も受けて掛け持ちしているのだろう。ジョジョに対する「愛」だけでやっていたというコメントが痛々しい。
アニメーターというのは基本的にコミュ障だ。お金の話がプロダクション側からなければ来るまで待ち続ける。どんなに安い金額を提示されても不満な顔をするだけで受け入れる。お金の交渉をすることが恥だという人もいる。じゃあその不満はどこで解消するかというと、プロダクションが困り果てるまで締め切り過ぎても納品物をあげないでおくか、twitterで不満を暴露するのだ。
わかる通り、社会人としては最低。
また、この告発ツイートでもなんとなく本人なりの笑いを交えて自分は悪い人ではないことを猛烈にアピールしているのが気持ち悪い。おそらく40か50ぐらいのおっさんだろう。
 
twitterで暴露することの方がよっぽど仕事なくなるというのに、料金交渉することで仕事がなくなることを恐れているのだ。はっきり言って社会人としてはクズである人が多いのは確かだ。
ベテランが安請け合いして交渉もせしない。締め切り守らないため無駄なコストがかかり、アニメーターがもらえる金額がどんどん減っていった結果が今のアニメーター貧乏につながっている。ベテランがそうなら、若手がまともな金額で仕事できるはずがない。
もう完全に技術的に中国にキャッチアップされている日本のジャパニメーションは早晩間違いなく廃れる。
twitterで幼稚園児のように駄駄を捏ねるアニメーターを見られるのも今のうちかもしれない。